歳をとるということ

つい先日、私の敬愛する俳優が亡くなりました。
ショーンコネリー
享年90歳
ずっとファンでしたから、残念です。
作られた映画の中でも彼しか知りませんから、実際にどんな人かは、わかりません。
でも、しぐさや表情が好きでした。
頭が薄くなってからの方が、渋さも出てイイですね。
若いころの彼は、ちょっとにやけています。

カッコイイ男は、年をとっていても姿勢が違います。
目が老人ではなく、眼光も鋭い。
自分もショーンコネリーのような老人になりたいと思っています。
日本の老人と比較すると、背の高さが違います。
ショーンコネリーは188cm。
こんなに背の高いおじいさんは、日本ではほとんど見かけません。
紅葉を鑑賞したり、カメラにおさめたりするために山に来る人たちが、今非常に多くいます。
その中で多いのは、年配の人。
比べては申し訳ないのですが、カッコ悪いんです。
姿勢がよろしくない上に、歩き方やしぐさも、ただのおじいさんです。
着ているものも、よろしくない。
若いころから、磨いていない事が露呈してしまっています。
生きることに一所懸命で、身につけてこなかったのでしょう。
時代物の読み物を読んでいるようなイメージが浮かびます。
きちんとした身なりをしている人は、ほとんどみかけません。
ハンチングが似合うような方も見受けられません。
高級ホテルに泊まったりするのでしょうが、こちらが恥ずかしくなります。
でも、お金は持っているのでしょうね。
でも、うまく使ってこなかった感が出てしまっています。
海外のホテルには、行って欲しくありません。
カメラを首にぶら下げていくのも、やめて欲しいですね。
足元を見ると、これがまたちぐはぐです。
靴下も、どうやったらそんな合わせ方ができる?
そんな感じです。
自分でお金を得るようになって、40年~50年経っているのですから、もう少し服飾についても学んでおくべきでしたね。
話をしてみれば、もっとよく分かるのでしょうが、その機会がありません。
きっと、服飾だけでなくいろいろな分野で、同じような感じなのではないでしょうか。
日本人だけでなく、海外に住む老人もそんな感じなのでしょう。
着物を着て、さまになっている人も、見かけません。
身長が低い人には、きものは合うと思いますが、、、。

若い人も同様です。
まず、カッコ悪い。
突っ張ったところがなく、覚悟が感じられません。
カップルで歩いていても、貧弱で頼りない感じです。
別に、腕力が強いのがいいわけではありませんが、、、。
歳をとると、身体のいろいろなところが痛くなったり、昔の傷が痛みだしたりしてきますが、私は若いころに戻りたいと思うことはありません。
何より、未熟で恥ずかしいことばかりしていましたから。
どんなことをしてきたか、、、。
どんなことを考えてきたか、、、。
どんな本を読んできたか、、、。
どんな人と交流してきたか、、、。
どんなものを食べてきたか、、、。
それが歳をとるとその人全体の雰囲気にあらわれてきます。
お金儲けにしか、興味のないような顔つきも嫌です。
ファッションや髪型ばかりが先行してしまうのも、どうでしょう。
20年、30年後の自分を想像して、こうなりたいと思うようにしよう。
いまは、日本に伝わる文化についてもう少し勉強しようと思います。
華道や、茶の湯、着物等々。
フランス語も始めましたが、難しいです。
フランス語が話せる人と一緒にいるのが、一番の近道でしょうが、、、。
ショーンコネリーのようなおじいさんになりたいです。
それにはまだまだ、修行が足りませんね。
窓の外の紅葉をみて、ため息ひとつ。
ダブルオーセブンはショーン・コネリーが一番記憶に残ってますね。…王妃の護衛と隠密はジェントルカッコ良くては…
今年は(も?)日本でも海外でも有名な方が亡くなってしまい…ちょっと前にもギターリストのエディ・ヴァン・ヘイレンも亡くなってしまい時代を感じてしまいました。
「JUMP」が代表作かもだけど、キンクスのコピー曲「ユー・リアリー・ガット・ミー」のヘラヘラしながらライトタップ奏法する無邪気な彼が好きでした(笑)
自分は幼少の頃からオドオドして生きて来たのでファッションの事はわからないですが、もういい年になって来てしまい、パーカーにジーンズだと通用しなくなって来ましたね…帽子もベースボールキャップが似合わなく成りました。
着こなしも考えて行かなきゃなぁ(笑)
007といえば、やはりショーンコネリーでしょう。
40過ぎてからが、服装でおしゃれができる年代です。
パーカーに、ジーンズに、スタジャンにキャップ。
最高です。
もうそろそろハンチングもいいかなと思いますが、なかなか踏み出せません。
帽子も気になりますが、頭がでかいので、並のサイズのものではかぶれないのが難点です。
63cmくらいあります。
日本のFREE SIZE では、窮屈なんです。
カウボーイが被るような帽子欲しいですね。
自作する?
テンガロン…いいっすね!
カーボーイファッションもシブイ人がすると絵になる気がします。