誰でも吹ける?【リコーダーの魅力】


これはヤマハのアルトリコーダー。
木製(ボックスウッド)で、落ち着いたいい音がでます。
ルネサンスやバロックの時代の曲を演奏できます。
アルトはF管で、全ての穴をふさぐとF(ファ)の音が出ます。
小学校で学習するソプラノリコーダーはC管で、全部押さえるとC(ド)の音が出ます。
このリコーダーは指使いが複雑でバロック式です。慣れるまでは少し難しいですが始めるならこちらをすすめます。

これも木製のアルトリコーダーでヤマハのリコーダーの中では結構高級なものです。
澄んだ音がします。
テレマンやヘンデルなどのソナタを演奏しますが、テレマンはリコーダーの名手だったらしく、やたらと難しいです。
シャープが4つも5つも付いている曲を速いテンポで演奏できるプロの技はすごいですね。

テノールリコーダーはソプラノと同じ指使いで吹けます。長さはちょうどソプラノの2倍です。
ソプラニーノは高い音が出ます。アルトリコーダーの半分くらいの長さです。
このほかにもバスリコーダーやグレートバスなんていうのもあります。
何種類かのリコーダーでアンサンブルをすると楽しいですよ。
ほかの楽器よりも、慣れ親しんでいるし、簡単に音が出ますから。

木製のリコーダーは値段が高く、管理も大変なのではじめはABS樹脂の物でいいと思います。
自分はYAMAHAが気に入っていますが、ほかにもたくさんあります。
自分は学生の時から趣味として楽しんでいますが、外国に行ったときなどその国の曲をサッと吹けたらいいなあなんて思っています。
リコーダーの演奏は、鍵盤楽器(チェンバロ)と弦楽器(ガンバ)で合わせて引くのが本当らしいのですが、チェンバロはどこにでもあるわけではないので、電子楽器とチェロで合わせるのがいいでしょう。
なるほど…木管のリコーダーなんて吹いたことないっす。…小中学生のころはプラ管だし…
面白いですよね楽器って。
素材によって音色のニュアンスが変わって。
微妙ですが、同じ「ド」の音でも性格があって…(笑)
ギターだってボディーの木の質感…重い軽いや弦で変わってくるし。…オーディオだってスピーカーやアンプ(ICなのか真空管なのか)でも変わってくるし。…なんなんでしょうね?…マニアには電力供給も中部電力管轄が良いんでしたっけ?(笑)
…でも、空気を伝わってくる音のチカラってひょっとして想像以上のパワーなんでしょうね。
…あ、しの笛の吹き方のみならいつかお教え出来るかもしれません(笑)
その時まで、しばし。