昔の記憶【寄生虫の話】

子どもの頃は東京の下町に住んでいました。
昭和40年代です。
まだクルマがそれほど走っていないし、道路もやっと舗装した感じでした。

東京はいろいろな施設が充実していましたね。
図書館もよく連れて行ってもらいました。

保健所も行きました。
暗い建物で、子どもにはおどろおどろしい所。
その保健所に、ガラスの瓶に入った標本がたくさんあったのを覚えています。
中身は、長い寄生虫。
サナダムシとか回虫とか。

他にも人間に害を及ぼす生き物について展示してあったように思います。
日本住血吸虫
とかツツガムシとか、、、。
ツツガムシはダニの仲間から感染する病気です。
今ではほとんどなくなったらしいが昔は風土病と考えられていたらしい。
恙ない【つつがない】という言葉もあります。
平穏であるということですが、このツツガムシとも関係があるようです。

Nature-PixによるPixabayからの画像

このダニは、ツツガムシ病を引き起こすものかどうかは不明です。

サナダムシ

子どもの頃、いちばん怖かったのはサナダムシでした。
標本で見たら長いひものようでした。
何メートルもあります。
駆除しようと思っても、途中で切れて排泄されますが、残った部分がまた再生する。
そこのところがとても怖かった。
自分にもいたらどうしよう。
とびくびくしていました。

回虫

回中もこわかったです。
長さは10cmくらい?
いやもっと長いかも。
ミミズの大きいサイズ「ドバミミズ」くらいあります。
こんなのがお腹の中でうごめいていたら、、、。

実は回虫について話を聞いたことがあります。
母親の体験談です。
寝ているときに気持ちが悪くなって、吐いたら回虫が何匹か出てきた。
という話。
母が子どもの頃の話ですから、戦前です・
慌てて病院で虫下しを処方してもらったらしいです。
もし、口から出ていなくて脳の方に回ってしまったら、、、。
そう思うと無性に怖くなりました。
昔は畑に人糞を肥料として撒いていたので、必然的に寄生虫の卵が野菜についたり地面に落ちたりするんでしょう。

蟯虫(ぎょうちゅう)

蟯虫検査なんていうのがありました。
小学生・中学生にとっては嫌な検査でしたね。

陽性だと、特別な紙がもらえて、薬が配られます。

私は記憶では、小4から中2まで毎年陽性でした。
爪を噛んでいたから?

妹にもいました。
夜遅くになると、肛門に卵を産みに来るらしく、かゆくなる。
母親が検査すると糸くずのような白い動くものが何匹も出てきました。
薬で退治できますが、嫌なものですね。

寄生虫との共存?

寄生虫は最近少なくなっていますね。
わが国ではトイレの水洗化が進み、衛生・清潔・除菌などについての関心も高まったからでしょうか。
しかし、昔はなかった病気が、蔓延しています。

喘息やアトピー性皮膚炎、花粉症などです。
私が子どもの頃にはほとんど聞きませんでした。
生活が豊かになり、きれいになりすぎたから?
冷暖房の設備が充実したから?

もう一つは、寄生虫がいなくなったからではないかと思っています。
昔読んだ本で、寄生虫博士が自分の体を使って、実験したようです。
寄生虫の卵を飲むって勇気が必要です。
寄生虫がいると、そっちの方に免疫システムが気を取られて、自分には攻撃しなくなるんじゃないかという考えですね。

花粉症もアトピーも間違って自分を攻撃してしまっている感じですから、、、。
回虫がいれば治るんでしょうか、、、。
天秤にかけると、なかなか難しい問題ですが、薬で治すよりもいいかもしれません。

私は寄生虫と共存した方がいいと思っています。

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