古い吊りランプを再生する【時代不明だが戦前のお宝?】

山形のばあちゃんの家の倉庫でお宝を発掘しました。
用途不明のものから、昭和の電化製品などいろいろ、、、。
その中でも一番欲しかったのがこれ!
戦前の吊りランプ!!!
可愛そうに、、、。
かさが紙製です。
どれほど貧しかったかが想像できます。

朝妻式安全壺?
燃料壺の周りには【朝妻式安全壺】との表記がありました。
壺の中は古い灯油の乾いたような汚れが付着。
結構な量の燃料が入る壺です。
燃料壺

坪の内側をきれいにするにはやはり灯油を使うのがいいのでしょう。
灯油と粗い砂を混ぜて攪拌してみようと思います。
中性洗剤とキッチンペーパーできれいにできました。
ピカピカです。

芯

芯は約12mmのものが付いていました。
残っている部分の長さが10cmもないので注文しました。
吊り部品

ただ針金の太いのを曲げた作りのもの。
左右が対象ではありません。
さびの上から塗ることのできるペンキで補修します。
ほや

ホヤはひびが入っていて、使用不可。
着火を容易にするために、窓が開いていました。
昔はチャッカマンやライターなんか無いから、、、。
マッチで点けるために窓を活用していたと思われます。
昔はこんな部品も簡単に手に入らなかったのでしょう。
この部分は、江戸川屋ランプさんに注文しました。
元の部分の径は60mm
長さは245mmです
きっちりハマるかどうかは、分かりません。
一番安価なもので1200円くらい。
江戸川屋ランプ-灯油ランプの専門店 (edogawaya.com)
かさ

かさは普通は金属または陶器製でしょうが、ついていたのは厚紙。
貧しい暮らしだったことがうかがえます。
代わりに中華製の灯油ランタンのものを使います。
うまくフィットするかどうか、、、。
芯の上げ下げ部品

ここがランプの一番重要なパーツ。
壊さないようにちょっと汚れを取りました。
まだまだ100年は使えそうです。