NO RISK, NO RETURN【苦しい暮らしも慣れ】

困難や苦悩のない所には何も得るところはない。

「虎穴に入らずんば虎子を得ず」と訳されていますね。
リスクのない投資は大きな利益を生まないのと同じで、リスクがなければ面白みも得るものも小さいと思います。

我が家のRISK

我が家のリスクは、以下の通りです。

①水がないリスク

水道を引いていないので、道路が土砂崩れや雪による通行止めで寸断されたら、雪を溶かして飲むしかなくなります。
近くに湧き水もなく、ガスボンベがなくなったらすぐに湯も沸かせません。

②食べ物がないリスク

食べ物のストックはありません。
今あるものでは1週間も持ちません。

③欠乏のリスク

先月も残金が600円でした。
最後の何日かは、貰ったもので食いつないだりな何日も同じものを食べたりしました。

④害虫・害獣のリスク

時々変な虫に刺されることがあります。
知らないうちに、体に2か所ずつ虫の跡があったりもします。
ダニでしょう。

ネズミもよく出ます。
食器に食べ物を残しでもしたら、次の日には糞が何個も落ちています。
タヌキは、家の縁の下にふんをします。
画やハエはあたりまえに部屋に入ってきます。

⑤寒さのリスク

寒さは、なかなかです。
家の中が0度になることもありました。
水も凍ります。
洗濯も食器洗いもできません。
薪を焚いても、20度には届きません。

⑥けがや火災への対応のリスク

消防や救急は、迅速な対応が命ですが、ここに到着するまでには30分近くかかります。
家事なら全焼。
心臓発作やくも膜下出血なら、助かりません。
都会に住んで最も助かるのはこの点です。

でもその時はその時。
間に合わなかったら、それだけのことです。

⑦自分の土地でなく未登記の建物のリスク

土地は村の物。
建物は事情があって登記できません。
だから、立ち退けと言われたらそこまで。
いつ、その日が来るかもしれません。
これもその時はその時で、戦いますけどね。

我が家のRETURN

リスクはたくさんありますが、得るもの(RETURN)もあります。

①自然の恵み

緑の中にいると、気持ちがいいです。
これは何万年も前から人間に感じる感覚なんだなあと感じることがあります。

理由はわからないけれども、気持ちいいんです。

②よい空気

排気ガスのにおいは極めて少ないです。
それだけでも幸せ。
朝のすがすがしく、冷たい空気は何よりもご馳走です。

③人との距離

都会のように会いたくない人に偶然会うことはありません。
ヒトとの関係が希薄なのも気に入っています。

ご近所付きあいもほとんどありません。
コロナ対策としてはこれに勝るものはありません。

④ストレスの無さ

わずらわしい人間関係も、主従関係も皆無です。
何にも縛られない。
何も縛らない。
お金が足りないのはちょっと気になるけどストレスというほどのものでもなし。

⑤自由な時間

朝起きてからすることが決まっていない生活は憧れでした。
自分ですることを探してする。
この生活は最高です。
他に何もいりません。

⑥子どもとの時間

仕事をしていると、子どもとはずっといられません。
もう金輪際自分の時間を売ってお金にはしたくない。
この気持ちは、変わりません。
子どもが物心つくまで、毎日一緒にいたいです。
それは一番の願いです。

⑦小さな喜び・小さな幸せ

お金がないから、小さなことに感動を覚えることができます。
一切れのパン。
卵かけご飯がこんなにも美味しいなんて今まで知りませんでした。
何もおかずがないときの食べ物だと思っていたら大間違い。
塩握りだって、最高!
味噌汁があったら、涙!

⑧指示されないこと

仕事をしていないので、指示されることはありません。
最高です。
面倒な仕事をやらされたりするのはもうこりごりです。
自分のミスでないのに、責任をとるのも嫌でしたから、今は最高。

⑨自分たち以外のためにすべきことが少ないこと

人のためにすることはもう十分やりました。
これからは自分たちのためだけに生きます。

それでも、地区のゴミ当番だの会合があって面倒ですけど。

ひげおやじのひとりごと

上記のようなRISKとRETURNを考慮して、天秤にかけ、極めてリスクの高いログハウス生活を始めました。
都会に住んでいれば暖かいし、便利だし、万が一の時にも手厚く助けてもらえます。
多々自分はそんなぬるま湯のような生活が嫌でした。

人に頼って、政治や環境や役所に文句を言っている人たちに嫌気がさしていました。
何も自分ではできないし、何もやらないくせに文句ばかり言っている安楽な生活にあぐらををかいた大人たち。
いや、大人ではないです。
「GROWN UP CHILD」または「GROWN UP BABY」
成熟しきれていない大人のことです。

今の世の中の生活が昔と比べたらいかに恵まれているかを認識できていません。
それでいて欲望だけが増幅されています。

スーパーでカゴいっぱいに食材を入れて、それでもまだおいしそうなものを物色している老人を見ると悲しくなります。
いい年をして、足るを知らない。
きっと教養もない、本も読まない人なんじゃないかなと邪推してしまいます。

「満足した豚よりも、不満足なソクラテスの方が良い。」
これは有名な哲学者が残した警句ですが、スーパーで見た光景はまさにそれでした。

時代は変わっても、近代化しても根本的な人間の性は、変わらないんでしょう。
もっとつつしみ深く暮らすべきです。

お金がいくらあっても、野放図に自分の第一次欲求に支配されてはいけません。
美味しいものを食べてはいけないのではなく、限度・程度の問題です。

豚の人生を自分は歩みたくない。
辛くても、病苦に苦しんでいても、一本筋の通っている崇高な生き方を望みます。
別に人に指図するわけではないですが、他人なんてどうでもいいんですが、、、。
街を歩いていると、平和ボケした緩んだ人たちがバカ面して歩いているのが情けないだけです。

世界にはもっとつらく、明日をも知れぬ命が何百万、何千万と存在しているのに、知ってか知らずか、のほほんとくらしていいはずがありません。

命よりの貴いものはないとよく聞きます。
でも命より大切なものは、あると思います。
スタッフ細胞はあります。
なんていうセリフがありましたが、、、。

「命より大切なものはあります。」
それは、なんだか教えてあげません。
私だけが知っている、、、。

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NO RISK, NO RETURN【苦しい暮らしも慣れ】” に対して2件のコメントがあります。

  1. BLACK EYE より:

    成る程です。

    自分成りの考察ですが、MATCHさんの凄みはリスクでさえも直ぐに手放せる切り替えの速さなんでは?と思ってしまいます。…ある意味、都会でその感覚が人の大勢いる中で培ったものなのでは…?
    …違っていたらすいません。

    スーパーで買い物カートいっぱいに購入している老人(笑)…ほんと良く見ます。

    お金で安心を得る心理が働いていて「死」から脱却する様な行為でオレオレ詐欺に引っ掛かってしまうのも納得出来ます。

    私も大人に成れないヤツの一人です。ふひひ(笑)

    でも、「いつかは、クラウン」ですww

    …運は天に任せます。その余った時間で笑顔に成れる時間がいっぱい来る事を願ってますね(笑)

    1. match より:

      私はただの無鉄砲人間です。
      後先考えないで行動に出て失敗ばかりしてきました。
      最近は少しだけ考えてから行動するようになってきていますが、、、。
      実は私も大人になれないヤツのひとりです。

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