NO BOOKS NO LIFE 3

最近読んで記憶に残った本

ずっと記憶に残る本と、読んだかどうかも覚えていない本があります。どちらも読んでいるときには、集中していたと思いますが、全く覚えていなくて同じ本が本棚に2冊あったりします。その中で記憶に残っている物を紹介します。

昆虫―驚異の微小脳 ★★★
水波 誠 中公新書

この本は教育関係の本と違って、内容が濃い。
研究者が我々一般の人に対して、わかりやすく解説していて読みやすくて、しかも読むのに時間がかかりました。
さすが、中公新書です。
特に、昆虫が空を飛ぶしくみやミツバチのダンスの章は夢中で読んだ。昆虫が匂いを感じる仕組みも驚きだった。

昆虫食入門  ★★
内山 昭一 平凡社新書

人類がこれ以上増えていくと、食料が慢性的に不足してくるという報告がある。これからは昆虫食の時代か?
イナゴは食べたことがあるが、カミキリムシの幼虫やカメムシ、タガメなどはとても食べる気にならない。もし自分が食べるとしたら、どんな昆虫を調理するかな?と考えながら面白く読んだ。
命を頂くことで我々は命を繋ぐことができるのだが、この筆者は昆虫食の利点として感情移入が(牛や鶏、豚などに比べて)少ない事が言えると説く。ほかにも地産地消、スローフード、フードマイレージの問題も昆虫食によって解決できる。初めは慣れないかもしれないが結構栄養もあり安価でいいのかもしれない。
チャレンジしてみてもイイかなと思いました。

シュメル 人類最古の文明★★★
小林登志子 中公新書

中公新書の本は、非常にためになります。学問的だが、読みやすく、それでいてちょっと手ごわいところもある。読み慣れなければ、一冊読み終えるのは大変である。
子どもの頃、毎日届く新聞を大人は全部読むなんてすごいと思っていたが、大人になってみると、興味のあるページだけを読むから全部に目を通すのはたやすいことだと分かった。
中公新書も同様で、興味のあるページをよんでいけばよいので、学校のレポートでもないし、授業でこの本について講義するわけでもないから、気楽に読める。
人類最古の文明シュメル。これまではほとんど実像がつかめていなかった文明である。5000年も前に文字や学校、法律を生み出していることにまず驚愕する。

水中考古学 クレオパトラ宮殿から元寇船、タイタニック号まで★★
井上 たかひこ 中公新書

海水浴場に行くと、砂浜にいろいろなものが落ちている。中にはガラス瓶の破片であったり、古いお金(古銭)だったりする。何十年も前にこの砂浜で落とされたものが、打ち上げられて自分の目に触れるなんて、実に不思議だと思ったものだ。
この水中考古学という本は、その何万倍もの価値と情熱とワクワクが記されている。読んでいるうちに、自分が潜って宝探しをしたい気になること請け合いです。

千年、働いてきました 
老舗企業大国ニッポン ★★★
野村 進 角川ONEテーマ21 

日本で一番歴史のある会社は「金剛組」
老舗中の老舗で、創業は578年だから、1462年前である。ギネスブックのギネスビールの会社だって、たかだか260年しか歴史がない
金剛組はギネスの5倍以上の歴史を持つ。
創業100年以上の企業は、10万件に上るとある。
筆ペンで有名な「呉竹」も120年近く続いているし、金の地金のCMでおなじみの「田中貴金属」135年。ヒゲタ醤油は江戸幕府ができた頃くらいからある。400年の歴史だ。
われわれはもっと世界に胸を張っていいと思えた。

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