私の宝物

興味のないひとにとっては、ただのゴミとしか映らないが、自分にとっては、思い出が重なる品々であることもある。
今回は、私のコレクションのほんの一部を紹介しよう。

これは、20才の頃に描いた油絵。
アルバイトをした全額をつぎ込んで買ったアディダスのスノトレ。
うれしくて、かわいくてこれを描いた。
そんな背景と思いが込められていて、いい絵だと自画自賛。文字通り自画自賛。

とても気に入っていて、もう40年も自分のところにある。
決して、上手でもないし、絵画としての価値も低いだろう。
でも、売らない。
たとえ何億円提示されても売らない。
これは、行くところが決まっている絵なのだから。

高校を卒業した自分は、大学に入ることができずに浪人していた。
そんなときに、高校時代の部活のマネージャでもあったOさんが、誕生日プレゼントとして、油彩のセットをくれたのだった。

その人は美大に行って、絵を勉強していたから、道具については精通していた。

何年か後に、そのOさんとは同じ仕事の仲間として再会したが、絵の道具のことや、自分が描いた絵の事については話さなかった。

もうかれこれ10年以上は会っていないが、この絵は初めて自分が描いたものとして、もしOさんがもらってくれるなら、プレゼントするためにずっととってある

後にも先にも、油彩で絵を描いたのはこれがはじめてで、これからもないかもしれない。

もらった絵の具は固まってしまった。
残っているのは、絵具の筆と筆洗い、パレットそしてペインティングナイフ。

また描いてみようかな。

これは、結婚する前に買ったリトグラフ。ピエゾグラフっていうらしい。
二枚一度に買って、十万円以上した。

鶴の方はAP タイトルは寿ぎの譜
麦畑の方は、196/200

作者は、お線香の青雲でもお馴染みの内田正泰さん。
この人の作品をたくさん集めたいと思っていたけど、生活の方に取られて次は買えなかった。せめてあと2枚、春と夏のシーンが欲しい

生活に困って、これを買取店に持ち込んだこともあったが二枚で千円と言われて、やめた。確かにこんな絵を買う人はいないだろうから、売れないので安く買い取るわけだね。

本物は買えないから、絵葉書でも集めるかな。

またまたリトグラフ。
海の絵が欲しくて、伊勢丹の文具売り場で購入したと思う。
大きい2枚はサインに、Y.Kotaro とある。

1枚は「漁港」429/800 だから800枚刷ったうちの429枚目ということ。
もう1枚は「港」AP だから 版画家の作家保存分(Artist Proof)

横長の2枚は「港町」と「月夜」サインは S. Midori
「港町」は195/508 「月夜」は190/401 だからさほど値打ちはないと思う。

4枚の中で一番気に入っているのは「漁港」
色使いもきれいだし、白の使い方がうまい。
自分も版画をやるならこんなテイストの作品を生み出したいと思っているけど。無理。

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私の宝物” に対して2件のコメントがあります。

  1. BLACK EYE より:

    ピエゾグラフって版画のスゲーやつでしたっけ?

    なんとなく自分で描く対象を自分の好きな靴を描くって結構レアな事の様に思えます。

    例えば布の質感を描くのも凄く流体的になびく様に描いたりしますが、ほんとに好きなんだと描いてる…

    大変に美味と思います。

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