私の定番

老舗には、定番商品がありますね。
長く愛されてきて、品質も良いし、価格もこなれてきているようなものです。

バンドエイド・バンホーテン・キャンベル・ビック・ステッドラー・フォションなど。
やはり信用が置けるし、安心して使ったり、食べたりできるものです。
それが定番。
自分の生活の中の定番は、まだ定まっていないものもありますが、、、。

定番の服

定番を決めておくと、落ち着きます。
何を着ようか、何と合わせるかを考えたり悩んだりする必要がなくなります。
飲み物や食べ物でも同様に、いつも同じがいい。

ブレザー

私はスーツを持っていません
どこに行くにも紺ブレでした。
結婚式も卒業式も入学式も。

よくこれで世間が黙っていたかと思うくらいです。
白いネクタイや黒いのも持ち合わせていません
カッコ悪いから。

冠婚葬祭の服も自分で決めます。
だから、みんなと同じような礼服は着ません。

しかし、亡き人を悼む気持ちや、結ばれた人を思う気持ちは、誰よりもあります
だからこそ、表面上の服は、自分で決めたものを着るんです。

文句を言われても、煙たがられても、常識のない人と思われても、自分には「ハート」があるっていう自信がありますから、気にしません。かえって身近な人の方がヒヤヒヤしてしまいがちです。

定番は、ブルックスブラザースの紺ブレとJ.PRESSの紺ブレです。


結婚式はJ.PRESS。披露宴はブルックスブラザースというように着替えます。
当然、シャツはボタンダウン。
色は白かブルー。

披露宴などには、ピンクや黄色を選ぶ時があります。
タイはレジメンタル。
靴はローファー。
たまにひも付きのも履きますが、脱ぐのが簡単な靴が好きです。

ローファーにはペニーならぬ1セントを挟みます。
もう時代遅れですが、、、。

ジャケット

個人的にツイードのジャケットが好みです。
それも生地が分厚くごわごわしたもの。
それを長いこと着て、着やすい風合いに仕上げる。
一生モンですな。
持っているジャケットは、4着です。
ほとんどは無名のもの。
ひとつだけ、J.PRESSがあります。

ツイードのポケットには、パイプタバコの葉を入れて、ポケットの中でパイプに充填します。
取り出した時には火をつけるだけ。
なかなかでしょ?

ジャケットの下には、ウールのベストを着ます。
あったかくて動きやすいから。
ズボンは、コーデュロイかな?
ウールのズボンも暖かくていいけどね。

セーター

基本的にセーターは4種類です。

丸首のシェトランドセーター、フィッシャーマンセーター、カウチン、カーディガン
これらが、自分の定番。


暑がりなので、部屋の中では、せいぜいカーディガンがいい所です。
外にずっといる時には、厚手のセーターがいいですね。
雪の日もいいです。

困るのは、半袖のTシャツの上に着られないことです。
チクチクしますから。
長袖のシャツの上に着ると、身動きが取れなくなります。
セーターは、難しい。

カウチンは大好きなんですけど。
着たら、家の中には、居られないです。

コート

コートの定番は、ピーコートです。


ダッフルコートも気に入っていますが、ほとんどそでを通しません。
理由は、暑いから。

フィールドコートは、作業の時に着ます。

雨の日に、どうしても外にいる必要がある時には、バブアーを選びます。
ポケットには革の手袋が入っています。
防寒用に。
帽子も必要ですね。

ダッフルコート

ダッフルコートは憧れでした。
学生の頃、着たかったけど、買えませんでした。

今持っているのは、2着。
ひとつは、オーソドックスな紺色のもの。

もう一つは、薄鼠色みたいな変な色のもの。
でもメーカーを見たらびっくりです。
タータンチェックで有名なイギリスの老舗でした。

ピーコート

ピーコートは、大好きです。
自分の物はもう40年近く経ちました。

虫食いの穴が開き、袖が擦り切れても、ずっと着ます。
J.PRESSとNEWYORKER

フィールドコート

ステンカラーコート

若いころにカッコつけて買ったステンカラーコート。
20代の頃に2~3回着ただけです。
ビジネスマンみたいで嫌いです。

内側のライナーが取り外しできるので、長く着られますが、自分が着るとコロンボみたいになるから、、、。
たぶん、二度と着ないと思います。
これもJ.PRESS

パーカー

パーカーは、チャンピオンなんかがいいんだけど、ユニクロでいいかなと思っています。

フリース

フリースもユニクロが好きです。
汚れても焦げても気にしないで使える所がいいです。

スタジャン

これも宝の持ち腐れです。
もう5年以上そでを通していません。
でもこのカタチが好きで、買ってしまう。

肩は、ラグランがいいですね。
古着屋で買った青いスタジャンは、気に入っています。
ランニングバックだった関さんのものですね。
1988年から1991年まで在籍したようです。
HERIOSは、東京都市大学のアメフトチームでした。
聞きなれない大学ですがかつては、「武蔵工業大学」です。

ダウンジャケット

昔ながらのカタチ、素材のダウンが好きで、シャカシャカ音のする生地が嫌いです。
青、赤、緑、ベージュとあるからこれでコンプリートです。
青いダウンは、確か「ザ・山男」でトムがよく着ているのにそっくりです。
自分のと同じように袖が擦り切れているところがいい。

一番着やすいのは、シェラデザインのダウン。
着ててかっこいいのはえんじ色のマクレガーかな。

ダウンベスト

ダウンベストはひとつだけです。すぐ汚れるので困ります。
作業する時には脱げばいいんだけど、寒いから着ます。
でも、クリーニング代がすごく高いんです。
ウールリッチです。

その他

ASOLOっていうメーカーのアウターが気に入っています。
洗濯する暇もないくらい気に入ってきていたら、色が変わってきました。
軽くて、あったかくて、柔らかいです。

普段ばきの定番は、KEENのJASPERです。

真冬はソレルを使っています。
もう一つ必要なのは、防水のブーツ。
長靴でもいいし、ワークマンもいいかな。

防寒靴
ソレルのカリブー

お気に入りの靴

気に入っているのは、デザートブーツ。
クラークスとリーガルです。
どちらも、冬に履くには最高です。
足にぴったりと吸いつくような感触です。
ただ、長い距離は歩けません。
だから出番も少なくなりました。
どちらも35年前の物。

ほかにもよく履く靴は、ひものない靴。

よく履く靴は、疲れにくい靴です。
やはり、履いていて疲れる靴は不合格。
本当にいい靴は自分の足の皮のようだといいます。
一度は、木型を作って足に合わせた靴を履いてみたいですね。

その他の定番

ビール

ビールはギネス

そう決めても、やはり夏の暑い時には、さらっとした「一番搾り」が欠かせません。
サントリーの「MOLTS」もおいしいと思います。

ウイスキー

クセの強い臭いウイスキーがいいです。
バーボンも好きです。
銘柄は「ジャックダニエル」
これはバーボンではなく、ケンタッキーウイスキーですね?
「OLD GRAND DAD」もいい。

アウトドアグッズ

最近では、日本のメーカーも頑張っていい製品を出しています。
スノーピークもモンベルもキャプテンスタッグも、、、。
海外のメーカーもいい物を出しますね。

やはり自分は、コールマンが一番信頼できます
歴史ですね。
同じものを長く作っているメーカーを支持したい。
これからも定番を長く作り続けて欲しいです。

葉巻

まだ勉強不足で、定番と言えるものはありません。
ゆったりとおいしく吸えればよしです。
葉巻を吸っている時間が貴重です。

革手袋は、35年前にホンダのGB400に乗っていた時に使っていたもの。
今は、防寒用に使っています。
手にフィットして、指もうまく動かせるので便利です。

パイプタバコ

甘いバニラの香りが好きです。
ブラックバニラの缶入り。

パイプは置けないけど、缶のふたがへこんでいるタバコです。
パイプは、ダンヒルと言いたいところですが、まだまだ早いですね。
定番はスタンウェル

パイプ入れは、BEPALの付録だったかな?
ちょうどいいサイズなので、愛用しています。

パイプ用の葉っぱも紙巻き用の葉っぱも一緒くたに使っています。
写真は手巻き用のもの。

紙巻きタバコ

今よく買うのは、CAMELのシガータイプ。
安いからです。
でもすぐに燃え尽きてしまいます。
アメスピの方がいいかも。

BICのライターカバーは、奥さんの手づくり品。
使い込んで、いいあめ色に変化してきました。

絵画

気に入った絵を所有して家に飾るなんていうことはできませんから、コピーでいいです。
ノーマンロックウエルのポスターが欲しいです。
ちょっと大きめの。

おわりに

古いものも愛着のあるものも、着てあげないとかわいそうですね。
寒くなってきたので、ひとつずつ引っ張り出して、着たいと思います。
物は使ってあげて、はじめて価値が出ますから。
冬服は、たぶん一生分持っています。
クリーニングしながら一生使っていきます。
新しいのをとっかえひっかえしないので、究極のエコです。

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私の定番” に対して7件のコメントがあります。

  1. BLACK EYE より:

    冠婚葬祭でも礼服に頼らずお相手や故人への想いをのせたスタイルで望む…凄くカッコいい事と思います。

    …全然内容と違う話と思いますが…以前、親族のお葬式で、軽井沢でとある生業を営んでる方が「…俺の時は香典とかお金とかじゃなく、俺の入ってる棺の中に、来てくれた人達それぞが白いバラを一本持参して貰って棺の中に入れてくれる様なヤツがいい…」と言っていたのをちょっと思い出しました。…なんだかカッコ良く、その花にみんなが想いを入れてくれたなら、旅立ちも華やかに思えます。

    死して屍、拾う物無し。

    でも…いつまでも、花は咲く。

    一つの羽織物も花の様に着こなす人がカッコいい。

    1. match より:

      お金じゃなくて花を入れるのっていいですね。

      ある程の菊投げ入れよ棺の中

      これは漱石先生の句です。
      大切に思う人が亡くなった後に詠んだ句

      死して屍、、、。
      子連れ狼?

      1. BLACK EYE より:

        死して屍〜は「大江戸捜査網」ですね(笑)

        隠密同心なる志(こころざし)を誓った同士(チーム)の合言葉でしたね!

        大昔の時代劇は道徳も「渡世の仁義」も有って面白かったでしたねww

        …戦中の日本海軍の工藤俊作海軍中佐のイギリス艦の水兵達が海で戦闘により漂流してて…「我が艦のゲストとして漂流者を救出せよ!」「敵、味方関係なく困った人を助けろ!」って言う話は道徳心や「渡世の仁義」を感じ、尊敬の念でやまないです…あ、また話それちゃったww

        でも、日本紳士は「弱きを助け、強きを挫く」のがいい紳士(笑)

        漱石先生も…「死」が存在の終了と思わず、次の次元への門出と思ってたんでしょうね…

        いつまでも、花は咲く。

        1. match より:

          よくご存じです。
          夕方に再放送をよく見たような気がしますが、夜にやっていたものかどうか記憶があいまいです。
          死して屍、、、。
          なかなかの名言です。
          black eyeさんは日本軍のことも詳しいのですか???

          1. BLACK EYE より:

            自分も子供の頃、夕方の再放送観てました〜

            日本軍の事はあまり知らないです…が硫黄島の栗林中将とかの話とか興味有りますね。

            戦争の悲惨さ…でもその中においても己の精神を貫いた人達の話は命を張った…何にも代えられない価値が有るとは思います。

            紳士は…混沌の中に有っても己が正義を貫き通す意地らしさと全ての美を愛する姿勢なんですかね…?

          2. match より:

            日本人は戦争に負けて、骨抜きにされてしまいました。
            優秀な若者は、一番先に戦地にいき、散りました。

            「戦争」はいけないもの、「命」は何よりも尊いものという考えが植え付けられているような気がします。
            先の戦争は、やむに已まれぬものでした。
            まわりからの圧力に負けないように、国を保っていくためには仕方なく戦争をしたのです。
            そうでなければ、植民地化されてしまっていたはずです。

            いや、今もアメリカの植民地なのかな?

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