雪の降る村に住んで

小さいころは東京の下町に住んでいましたから、雪が降るのは年に2回くらい。
雪が積もることなんて年に1回あるかないかでした。

ひざくらいまで雪が積もった時には、うれしくて仕方がありませんでした。
小学校もそれくらい雪が降ると、遅れて登校するようなこともありました。

聞いた話によると、小さいころに新潟に住んでいたことがあるということで、写真が残っていました。
記憶にはありませんが、雪が降るととにかくワクワクして嬉しくなって、雪の中にずっといたいと思ってしまいます。

そんなわたしが、2年ほど前、雪の降る村に移住してきました。

降るといっても、せいぜい1m未満ですからそれほどの豪雪地域ではないようですが、標高が1300mあるので、雪は比較的軽く、水気を含んでいません。
良い雪質です。

ほうきで、サッとはくことができるような雪質です。
クルマのフロントガラスの雪も吹けば飛んでしまう程でした。

雪かきも、可能にいる時には重労働でしたが、ここではママダンプという道具で雪を押しています。さすがに4月になると雪も重くなり、かくのが大変になりますが、除雪機は使っていません。

いよいよ除雪機導入か?

除雪機は、新品だと結構高くて、いい物は100万円くらいします。
食料品のように毎日買うものではないので、20年使えば一年に5万だから、ひと月にすると4000円程度です。

ヤマハの青い除雪機がホームセンターに置いてありました。3種類あって、パワーが違っているようです。最近のは雪を飛ばすだけでなく、雪を押すパーツが付いていて、ブルドーザーのように使えます。

ホームセンターで一番高かった機種は50万円ほどでしたが、雪国暮らしの人に聞くと、使い物にならないらしく、除雪機は大きいほど良いそうです。

小さめのを買って役にたたなくなり、大きいものを買う人も多くいて、小さいのが中古で売られています。だから安くても小さいのを買ってはダメと言われました。なっとくです。

スタイルにこだわりたい

テレビや映画で見る外国の雪国に暮らす人たちは、なぜかカッコイイ。
もちろん映画では、俳優がやっているので、カッコイイに決まっていますが、日本の雪国の人たちと比べると、姿勢がいい。背が高い。道具がでかい。服装がいい。
いいことずくめです。

農業に携わっている人の格好を見ても、日本の田舎の農家では、女性はほとんど同じ格好です。機能的に優れているんでしょうが、横並びが好きなのでしょうか?

もう少しスタイリッシュに、カラフルな色のものを身につけたら、気分も明るく、楽しく農作業ができると思います。

アメリカのトウモロコシ畑で働くおじいさんなんかは、履き古したツナギが似合っています。頭にかぶる物も、手ぬぐいなどではなくて、大きな麦わら帽子だったりします。実にカッコイイ。個性的でもあります。

もしかしたらこれはビジネスチャンス?

日本の農家の人口を考えると、購買層が厚く、年齢Kも幅が狭いように思われます。年金で生活している方もいますが、農家では住宅ローンなどの支払いもないでしょうし、自由に使えるお金もあると思います。もちろん貯金もしっかりしているでしょう。

農家のおばさんやおじさんが着られる機能的でカッコイイ服って、需要があるのではないでしょうか。奇抜なのは嫌われるから、今の格好をもう少しスタイリッシュにかつ機能的にして、売り出す。けっこういいかもしれません。ワークマンの服もカッコよくなりましたけど、若者志向すぎますからね。

アースカラーを中心に、シックで、軽く、涼しく、冬はあたたかい服や長靴なんかをリーズナブルに提供する。これで、当たれば成金です。
企画書つくって、デザインしてみようかな。
KAVUならぬCAVEブランドとして。

雪が解けてみると

5月になり、残っていた雪もなくなりはじめると、嬉しくもありちょっと寂しくもある。

寒いと、温かい食べ物がとにかくおいしいのである。
土鍋に何でも突っ込んで火にかけておくだけで、おいしいのである。
あたたかいへやで、冷たいものも、おいしいのである。
それはアイスクリームでもあり、冷えたビールでもある。

だから、春になるとこれらの楽しみが消えてしまう。
やはり自分は寒い方が好きなのである。
暑いと、どこへ逃げても暑いから。

知り合いに、アフリカのトーゴという国出身の人がいて、最近村の人と結婚し、近くに住んでいるが、寒さにめっぽう弱い
秋にバーベキューを外でやった時も、ガタガタ震えていた。
汗腺がもともと多くて、毛穴が開きやすいのかと思ったが、服を何枚も重ねて着せてもらっても震えていたので、暑さには強いが寒さには弱すぎるということがわかって楽しかった。

自分はあまり汗をかかないし、ワキ毛もほとんどないし、もちろん胸毛もない。
陰毛も茶色で、男らしくないが、きっと寒い地方の遺伝子を受け継いでいるんだと思った。

北海道に行ったときに、アイヌの人たちが住む地域に行ったら、わたしの口ひげは、アイヌの女の人の笑いものだった。

「アイヌの男のひげは、硬くて針金みたいだぞ。」
「お前みたいなひげは、アイヌの女だって生やしてるなあ。」


なんて言われて、傷つきました。
自分だって、剛毛が欲しいっしょ。
わき毛も胸毛もぼうぼうに生やしたかったっしょ。

話が脱線してしまいました。

コメントを残す

前の記事

キャンプに行こう!

次の記事

片岡義男の世界