馬が欲しい!【馬車をアシにする無骨な生き方を目指して】

山の中に住んでいるので、時々町へ買い出しに行く必要があります。
野菜とかサラダオイルとか、みそとか醤油とか塩。
幸運なことに昔の先祖たちが生活に必要な保存食を作ってくれたので、本当に感謝です。
みそや醤油、酢なんかは腐らないので、長持ちします。
今のだし入りのみそは例外です。
だし醤油も腐ります。
買い出しに行くときに馬車だったらいいなあと思います。
ゆっくりのんびり一日かけて買い物に、、、。
頻繁に買い物に行けないから、食べるものも着るものも、必要なものは大切に使うことになるでしょう。
実際に馬を飼うにはどのくらいかかるんでしょう。
予想ではクルマよりもずっと高くつくと思います。
調べてみました。
馬の値段・・・2頭で50万円
※サラブレッドであれば1000万円はするようです。
馬のえさ・・・1か月に1万円
※こだわるとどんどん費用が増すようです。
注射など医療費・・・1年に1万円
蹄鉄・・・1年に6万円
※自分でできるようになればいいんです。
馬車・・・200万円
※これは需要がないので高いんです。
※自分で作ればいいんです。
馬小屋・・・100万円
※これも自作しましょう。
鞍・・・20万円
※中古でもこの位しそうです。
それほど費用は掛からない感じかな。
エサ代は犬より安いですね。
小屋は自分で建てるとして、一年に150万円程度でしょう。
その中に馬の値段も含みます。
もちろんサラブレッドではありませんから、カッコよくない馬です。
ただ、馬の寿命は25年。
覚悟がないと毎日の世話は続きません。
毎日家族として共に暮らせるかが一番大切なこと。
ペットとして買うのは無理でしょう。

馬を飼うにあたって問題がいくつかあります。
一つの問題は道路を汚すこと。
アメリカの大平原ならばそうならないでしょうが、日本の道はほとんど舗装されています。
馬のうんちを拾うのは不可能ですし、道路を汚すと苦情が出そうです。
馬のうんちをクルマが踏んだら嫌ですから、、、。
したがって、馬車で買い物に行くとしたら、いちいちうんちの時に止まって後始末をしながら進むことになります。
単独で馬に乗っても同様です。
どうしよう。
馬のうしろにうんち入れを付ける方法もあるけどカッコ悪すぎます。

もう一つの問題は、広い場所が必要ということ。
少なくとも100坪くらいのスペースが欲しい。
それも平らなところ。
急斜面では馬の脚が心配。
我が家から少し登ったところに牧場があります。
夏の間は牛を放牧しています。
11月になると牛は元の住処に移されて、やがて雪で覆われます。
その牧場で運動させてもらえたらいいんですが、、、。
少し下の牧場には馬が一頭いました。
どうやっているのか聞いてみようと思います。
エサのこととか、獣医さんのこととか。
我が家の近くに空き地が、、、
そういえば我が家のちょっと上に空き地があります。
行き止まりで、ちょっと広くなっているところ。
荒れ放題ですが、整備すれば馬小屋くらいは立てられそうです。
崖を登れば2分の距離です。
吊り橋かなんかを設置しておけば簡単に行き来できそう。
土地はたぶん村の持ち物なので、借地になっているかもしれません。
もしかしたらチャンスですね。
そこから繋がっている道は未舗装の山道!
そこで思いきり走らせることも可能。
これで2番目の問題は解決!
1番目の問題は、諦めればいい。
買い物に行かないで山の中で馬に乗って楽しむ。
これでいいでしょう。
問題は、雪。
50センチくらいは積もりますから除雪しなくてはいけません。
もちろん除雪機があれば簡単ですがそれでは本末転倒です。
馬に引かせる?
それもいい方法かも。
除雪馬ですね。

馬小屋は、自分で建てます。
馬が一頭休める広さは畳6枚くらいでしょう。
石を敷いてその上に干し草を入れて休ませるのもいい。
土間みたいにする方法もありますね。
雪が多いから屋根を大きくしておく必要もある。
北海道や新潟のガレージ【納屋】みたいにするのもあり。
もちろんログで建てたらもっといい。
一番の問題は「やる気」です。
相当の情熱がなければこの夢は実現しません。
計画して、絶対に成し遂げたいという思いを強く持てば可能です。
お金の問題は二の次。
ああ、馬と暮らしたい。
馬のすばらしさを知りたい。
馬を飼う苦労を味わいたい。
犬を飼ったばかりで、気が多いと言われそうですが、、、。
馬が欲しい!!

できれば蹄鉄も自分でとりかえたりしたいです。
こんな車輪も自作したい。
馬車も自作したいなあ。
木のタイヤもいいけどゴムのタイヤは魅力的じゃない?