火鉢【手あぶり】レストア計画進行中・早く使ってあたたまりたい!
この火鉢も、なかなかの重さでした。
大きさは30cmの立方体。
底には瓦が敷かれていました。
もちろん割れていましたが、、、。
倒れないように重しにしていたのだと考えられます。
手あぶり火鉢の箱
箱自体はしっかりしています。
まわりもきれいでした。


内部の耐火構造【一斗缶?】

中には一斗缶のようなものが入れてありました。
経年変化で、紙のようになっていました。
銅の縁
手をかざす部分の近くには銅板がはってありました。
やはり経年変化で、ボロボロです。
できるだけ再利用したいとは思います。

モール部分【分解時に破損】
モールの部分は、分解した時に折れてしまいました。
もともと3本しかなく、ここは新品を付けようと思います。
レストアのポイント
畳の部屋で使えるようにしたいので、防火対策は力を入れます。
①重石
重石は石がいいのでしょうが、レンガを入れようかなと思っています。
外壁用の薄いレンガが、いくつかあります。
厚みは3cm。

②耐火構造
バーミキュライトを一斗缶と箱の間に入れる予定でしたが隙間がないので中止。
③一斗缶
空になった一斗缶を見つけました。
ちょっと心配ですがきれいにしてちょうどいい大きさに切って使います。
高さは20cmくらい。

④銅板の縁
銅板は新しい方が見栄えはいいです。
一枚が結構な値段なので、考え中。
リベットで止めます。
最後はくぎで固定。

磨く前の銅板はこちら。
比べるとずいぶんきれいになったことが分かりますね。

⑤モール部分
新しく自分でモールを作るのは大変なので、購入。
幅は2cm。長さは29cmでした。
⑥五徳
ちょっと鉄瓶をかけておきたい。
そんな時には五徳です。
でも一斗缶の深さは20cmくらいあるので、五徳にも結構長い脚が必要。
自在鉤を作って上から吊るせば問題は解決しますが、、、。

⑦燃料【豆炭・練炭】
一番大切なのは燃料。
豆炭か練炭かを考えています。
備長炭もいいのですが、値段が何倍もします。
あと一息で完成

もう少しで完成です。
本当に使えるか、やってみなければわかりませんが、形は元のままに近いです。
ここまで来るのに、相当な時間がかかりました。
ここに灰を入れて炭を入れるだけ。
早く使えるといいなあと思います。
努力の成果がみのったらうれしい。
続きもあります。
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