英国に憧れて

幼い頃から、なぜか英国が気になっていた

60年代はまだアフリカ諸国は独立していないところも多かったから、世界地図の表記には、奴隷海岸や象牙海岸、黄金海岸などとあった時代だ。世界地図のパズルで遊んでいたから、よく覚えている。

象牙海岸は、フランス語でコート(海岸)ディ(~の)イブワール(象牙)、つまりコートディボアールになる。英語圏の民間レベルでは、ivory coast と呼ばれているらしい。地図を見ると、英国領という表記がたくさんあったのを記憶している。

テレビのドラマやスパイものでも、英国のものはカッコよかった。アメリカのドラマの中のものは豪華で全てが大きかったが、英国のものは、大人っぽくてシックな感じがした。

メガネや時計、スーツやカバン、クルマなど、どれもが伝統を重んじていて、落ち着いていた。ビートルズの時代になると、重苦しい英国の文化が、急に軽くカラフルになってしまったが、それは表面的なものでしたね。

ただベンチに座っているだけで絵になる

英国に関する本は、目についたら買うようにしてきたが、出版数があまりに多いのですべてを網羅することはできない。もちろん、本に充てる費用も限られているし。

英国の食について

英国に関することで、よく話題に上るのはティータイムと食事のまずさだろう。

日本でも都会ではそれほど習慣になっていないが、地方に行くと午前10時と午後3時には、必ず仕事の途中でも「タバコ休憩」がある。

別にタバコを吸うわけでもないけど、いわゆる日本式ティータイム。おせんべいやちょっとしたお菓子、香の物をお茶と一緒に頂く。

これがイタリアなんかでは、ワインも出たりするんだろうね。実にうらやましい。日本で仕事中にアルコールを口にでもしたら、だんだんに人が離れていきそうだからね。

英国人は頑固なのか、いつもきまって同じものをたべるのかな?紅茶とスコーン、サンドイッチ、ケーキ。これらが3段ぐらいの棚に入っていて順々に食べる。つけるものも、クロデッドとジャム。サンドイッチはキュウリかな?

英国では冬の間、生の野菜がとれなかったらしく、キュウリのサンドイッチは高級品で、欠かせない存在だったらしい。そのキュウリは輸入していたものでしょうけど。

日本人はキュウリのサンドイッチなんて、好き好んでは食べませんね。だって、主役になれないもの。ハムとツナとキュウリっていうなら手が伸びるけど、バター付きパンの間にキュウリだけっていうのは、敬遠されそうです。

英国料理も同様に、もっともメジャーなのはフィッシュアンドチップスですが、たまに食べるとおいしいし、ビールにもよく合います。

けれども、これを毎日では、うんざりしませんか?外国の人の事を良く知っている人が言うには、

「外国の人は、毎日同じものばかりだよ。」
「朝は、いつもトーストとコーヒー。」

本当ですか?って聞きたくなるような話でしたが、日本の食事ほどバラエティーに富んでいないし、味付けもそれほど種類がないようです。

大都市に住んでいて最も幸せなこと、特権とでも言いましょうか、それは世界各国のいろいろな料理が居ながらにして楽しめるということです。それも本格的なやつを。
いつも決まったものを食べるのは、いつでも好きな時に、インドのカレーだのイタリアンだのを選んで食べられる「余裕」があるからなのだろう。

麻雀で、テンパイした人がおもむろにタバコに火をつける時のような「余裕」か?

スコーンとジャムとクロデッド

英国車とともに暮らしたい

英国車は、何台か所有していたが、どれも素晴らしかった。
ミニはミニで、エンジンをぶん回して乗った。小回りが利くので、細い道もラクラク走れた。
MGは、SAFETY FASTを絵にかいたようだった。遅いけど運転していると汗が出てくる、まさにスポーティーカーだった。
ダブルシックスは、老人にならないと似合わないクルマじゃないかな?足回りがしなやかで、高速道路を音もなく快走した。
100キロでているのに、タコメーターは3000rpmも行ってなかったんじゃないかと思う。

ジャガーEタイプは、美しい

英国車は、髪もひげも白くなってから颯爽と乗りたい。オープンカーにじいさんが乗って、かっとんでいたらかっこいいよね。パイプかなんかくわえてさ。

それが、モーガンやEタイプだったら、最高です。

こわれたら自分で修理して、オイルや水温にも気を使って運転する。大切にしているけど、過保護にしない。そんなカーライフを送りたいね。

いま注目しているのは、オースチンヒーレースプライト(カニ目)の復刻版のスーパースプライト。

形はそのままで中身は新しいから、いいんじゃない?ヤフオクで300万円しなかった。
本物はもう60年たつから、エンジンを回して走るのは怖いね。レストアしてあるようなものならいいけど。

シングルモルトに首ったけ

英国のものでいいものはたくさんあるけど、やっぱりウイスキーだね。それも、シングルモルト
ピートの香りが強烈なのも自分好みです。

自分の書斎に、お気に入りのシングルモルトを何本か揃えて、人が来たらそっとグラスに入れて差し出すなんて、いいんじゃないでしょうか。

英国のパブも行ってみたい

自分はまだ英国未経験者で、目下ひたすら本や雑誌、ネットで情報を吸収しているところでありますが、都会ではなくて、北の方や島の方に行ってみたいと思っています。

もう、好きすぎて、永住してもイイかとも思ってしまいます。

先日、英国に住んでいる方にお会いして話を聞いたのですが、何から何までイイ。

自分の中で、行く前から完全に美化してしまっている国。それが英国であります。
でも、行って現実を見たら、けっこう幻滅したりして。

いつかスコットランドあたりの田舎のパブで、ギネスを飲みながら日本の自慢をしている酔っ払いがいたら、それは私でしょう。
ボウモアもいけますよ。

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