キャンプ道具を揃えよう


春になったので、キャンプに出かけたい。でもなかなか道具選びが難しくてたいへん。何を持っていけばいいか、考えてしまいます。
必要な物と楽しむもの
キャンプの方法は人さまざま。夕食はカップ麺でもいいし、フレンチのコースでもいいし、その辺で採取した野草や捕まえた魚などを調理してもいいですね。
その時、どうしても必要な物と必要でもないけどあったら豊かな時間が過ごせるなあと思うものが出てきます。
たとえば、ギターを持っていきたいとか、本を読みたいとか、座る椅子だけはこだわりたい、コーヒーは豆をローストするところから始めたい等々。

①武骨ひとりキャンプ道具
・手斧・・・ナイフでもよいが太い木を倒したり枝の先を尖らせたりするのに用いる
・パップテント・・・焚火をするため、重くても燃えにくいコットン素材の物がよい
・メタルマッチ・・・慣れていない初心者や天候の悪い日はライターがおすすめ
・ククサ・・・焚火で温めたいならシェラカップ
・ロープまたはコード・・・テントを固定する以外にも臨機応変に活用する
・食料・・・好きな物を持っていこう
・水・・・温かいものを飲みたいならヤカンやコッヘルが必要
・塩・・・コショウやトウガラシ・しょうゆもお好みで
・革手袋・・・絶対ではないが怪我するとキャンプが楽しくない







ひとりキャンプは出来るだけシンプルな方がいいですね。
このほかにコーヒーを持っていくとか、たばこを楽しむとか、ウイスキーのためにわざわざグラスを持っていくなんてのも粋じゃないでしょうか。
②武骨らくらくキャンプ道具
武骨ひとりキャンプでは、ちょっとハードすぎるかもしれないと思われるあなたにおすすめするのは、武骨だけど便利で快適というキャンプのための道具。
ちょうどヒロシたちがやっているようなキャンプです。
・手斧・・・・・・・木の枝をとがらせる
・のこぎり・・・・・ねどこや焚火のための枝を切るのに使う
・ナイフ・・・バトニングができるようなもの(バトニングとは枝を割る時にナイフの背の部分を別の棒で叩くブッシュクラフトのスキルのひとつ)
・ナイフ・・・・・・食事を作るためのクッキングナイフ
・メタルマッチ・・・ファイヤースターターともいう ライターも念のため持参すべし
・火吹き棒・・・・・特に要らないだろうと思うが焚火には効果絶大
・DDタープ・・・・ハンモックの上に釣ったり地面に張ったりできるタープ ステルス張りなんていうのもある
・DDハンモック・・これがあればテント不要しかも軽い
・ピコグリル・・・・小さくてかさばらず長く使えそうなグリル
・灯油ランタン・・・ガソリンの物は明るすぎるしロウソクでは暗い LEDは味がない
・皮手袋・・・・・・やけどやけがを防ぐために不可欠
・キャンティーン・・コッヘルのもっと武骨なもの。これでご飯を炊き調理をする
・ヤカン・・・・・・湯を沸かすためのもの小さくてかっこいいのを選ぼう
・琺瑯のカップ・・・琺瑯(ホーロー)のカップ
これらの道具をいれて持ち歩くものにもこだわりたいですね。
持って行っても使わなくてもいいし、使ってもいい。つまり自分流で慣れてくれば、武骨なキャンパーになれるという事です。
完璧なキャンプマニュアルはないのですが、川の中州にテントを張らない事や、灯油を焚火につぎ足さないなど、危険回避については、あらかじめ学習してキャンプに臨んだ方がよいと思います。
キャンプの予定を立てて、メニューを絞り、必要な道具や食材を買うのもキャンプの楽しみのひとつです。いい道具を吟味して、使うのはワクワクします。
時には選んで失敗なんて言う道具もありますが、それも長い目で見れば授業料としては安いものです。
さあ、キャンプに出かける計画をたてましょう。
