骨董大好き

薪を貰いに、知り合いの農家の所まで行きました。
杉の乾いた棒をトラックいっぱい頂きました。

が、ふと倉庫の上を見ると何やらいろんなものが置いてあります。
それがこちらです。

昭和24年製とありますので70年ほど前のものです。
たぶん「唐箕」です。
実と皮を風で分離する道具です。
上の四角いマスは、忘れてきてしまいました。
「これも持って行っていいよ。」
と言われたので、即積み込みです。
ずっと倉庫の中にあったので、まだしっかりしています。
これから、きれいにして、動くかどうかを試してみます。
大屋丹蔵製作所は、現存していました。
現在でも農機具を作っています。
もちろん木製のものではありません。
創業は1926年。
薪よりもずっと嬉しかったりします。
ほかにももうひとつ、糸車のようなものを貰いました。
これは分解されていて、どんなカタチかわかりませんが、大正5年、金5円とありましたので、その年に5円の大金を支払って購入したものであるらしいです。
100年以上前の物です。

早くきれいにして復元してやりたいです。
製造元の表示がありました。
そこからたどれば、どんなものだったかが、わかるかもしれません。

たくさんの糸巻き。
昔はカイコを飼っていて、生糸をとっていたらしいです。
また宝物が二つ増えました。
ついでに竹で編んだカゴもいただきました。
いい味わいです。
このかごは背負うひもを付けたいです。

「とうみ」は最近まで…親父が動けてた時まで、普通に使ってましたww
6年前かな…?実家のボイラーが調子悪くなって業者さんが来ていた時に親父が使ってたら業者さんが「とうみは知ってるけど、使ってる所を初めて見た」と驚いてたそうです(笑)…割りと年配の人だったけど。
米の不純物を飛ばすだけで無く、大豆でも不純物と別けるにも使ってた様な記憶有ります。
もう30年以上前か…大豆で味噌を普通に作ってたので。…昔は自家製が当たり前でしたね〜
自分が小学校に上がるかいなかの頃は家の回りじゅう蚕蛾のエサに使う桑畑とたばこ畑で広がってましたね…懐かしい。
大昔はビール等に使うホップも栽培してたみたいです。
ちょっと前に兄貴から聞いたのですが、実家の田んぼの山側に野生となったホップが未だに生えてる様です。
…そう考えると…今ある食品や嗜好品のほとんどが海外から来てるんだろうなぁ。
羨ましいです。
唐箕はまだあるんですか?
自分の畑で獲れた豆を選別するのにも使えたんですね。
自分の畑で、必要なものを作って、食べるものを自給自足したいですね。
とうみは…もう片付けられてしまい、どうなったのかなぁ。
千歯こきとかも昔は使ってましたね。
確か…じいちゃんや親父が回転型のモノで枝から大豆をサヤごとほどいてたのを思い出します。…拷問器具でしたね、形は(笑)
田んぼの土をかき混ざす、でっかいクワなども有ったなぁ…
…もう、昔の思い出です。
…ほんとは…「生きる」って衣食住を日々貫き通す事なんでしょうね。
楽をする事が生を得るのでは無く、生きている楽しさを辛さや悲しみの中に得て居たのでしょうね。…昔の人々は。
千歯こきって、針金のわっかがたくさんついている筒が回るやつですか?
この間「唐箕」をくれた農家の倉庫にもありました。
今度もらって来ようと思います。
昔の暮らしは、不便で辛かったでしょうがその中にある楽しみをうんとたくさん喜びに変えていたのでしょう。
https://golden-tamatama.com/blog-entry-old-style-agriculture.html
玉蔵さんもとうみを使ってますね〜
…回転するヤツ千歯こきでなく脱穀機でしたね。間違えました〜
でも、こういう動きがちらほらと起きて来ていて…回帰していく流れも起きて居るのでしょうね。
管理社会から逸脱したい気持ちも有るのでしょう。
なかなか素晴らしい試みですね。
名前はふざけてますが、やっている事は本物です。
自分も古い道具で、コメづくりしてみたいなあ。